健康を害し、長期の休職に入ることは、それだけで心に重荷を背負うことになります。
誰かに相談したくとも、同僚や家族にはちょっと相談しにくい・・・。
そういったケースが現実には多いと思います。
休んでいても安まらない。
そういった状況に苦しんでいる方々がたくさんいらっしゃいます。
また、復職をする際には、ものすごいエネルギーを使うことも事実です。
(さらに…)
健康を害し、長期の休職に入ることは、それだけで心に重荷を背負うことになります。
誰かに相談したくとも、同僚や家族にはちょっと相談しにくい・・・。
そういったケースが現実には多いと思います。
休んでいても安まらない。
そういった状況に苦しんでいる方々がたくさんいらっしゃいます。
また、復職をする際には、ものすごいエネルギーを使うことも事実です。
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9月に入り、早いもので1週間が過ぎましたね。
この時期は、ちょうど教職員の人事異動事務がスタートする時期でもあります。
一般行政等の地方公務員と比べますと、学校に勤務する教職員の人事は、若干早めの動きとなっているのが実態です。
今回は、そのはじまりとなる人事異動希望調書の作成及び提出について、若干触れてみたいと思います。
たかが調書と考えていると、後々難しい状況になることもありますので、その記入には注意が必要となります。
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教職員も含めた地方公務員には、有給休暇としての病気休暇という制度があります。
ただ、病気休暇を取得できる上限日数に定めがあるため、その期間内に復帰ができない場合は、健康審査会の審査を経た後に休職発令がなされることになります。
ご病気や怪我で、職場を離れるというだけでも大変なご心労かと思いますが、実は復職時にも様々な手続が待っており、実態として教職員の皆さんにとってのハードルとなっております。
特に、一般傷病と違って精神疾患で休職となっている場合においては、復職前にリハビリ勤務を実施することが通例になっています。
このリハビリ勤務が、教職員の皆さんにとって、実際には非常に負荷がかかるものとなっているのではないか?と、私としては考えております。
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現代は、ストレスの多い時代だと言われます。
時間が流れるスピード、あふれかえる情報の渦。
また、人の心に余裕がなくなってきていることも大きな要因かもしれません。
精神疾患に対する偏見は、残念なことに実在します。
しかし、誰もがなり得るものだということも、しっかりと認識しておく必要があると考えます。
仕事に一生懸命取組み、多くのもの、時間を犠牲にしてでも、職責を果たそうとする。
その結果、自分の心身を壊してしまうのですから、こんなに辛いことはありません。
精神疾患にも重度は、それぞれ異なりますが、その治療、回復のためには、ある程度の期間、ゆったりと休養をすることが必要です。
逆にいえば、時間をかけて、しっかりと治療をすれば、必ず戻れると考えていただければと思います。
ここで課題となるのは、この休養を取っている期間の過ごし方です。
職場によって呼び方は異なりますが、たとえば病気休暇とか休職。
ある程度以上、長く療養する時期のことです。
本来、体調を回復させるための休養期間なのですが、仕事、職場のことが気になって、心が安まらないというケースが非常に多い。
そのことで、むしろ余計に体調を崩してしまうケースさえあります。
真面目にがんばってきた方々は、つい「職場に迷惑をかけている」と思いがちです。
表現が適切か?は、分かりませんが、回復するための休養ですから、あえて「堂々と休んでください」と申し上げたいと思います。
何も、卑下する必要などありません。
これから、高く飛ぶために、一瞬腰をかがめてみただけです。
ただ、現実問題として、前述したように、休んでいながらにして、実際は休めていない実例が多いのも事実です。
そんなかたがたの一助になれればと思い、私は活動を続けています。
気持ちを楽にして、ゆっくりと、安心して休める環境づくり。
日々の生活において、少しでも気持ちを楽にして療養に専念できるために。
長期にお休みされている場合には、必然的に話し相手や相談相手に恵まれない、あるいは限られてしまうケースが多い。
そういった辛い状況から、抜け出すために、私は、寄り添いながら、少しでも、お気持ちを楽にお過ごしいただくお手伝いをしたいと願っています。
そのようにして、ゆっくり安心してお休みになることが、回復への早道なのです。
どうぞ、お気軽にお問合せください。
埼玉教育サポートセンター
0480-31-6812
担当:依田(よだ)
地方公務員、教職員がうつなどの精神疾患で休職に入った場合、復職にあたっては様々な手続が必要となります。
その手続が、数年前とは様変わりし、療養をし体調を整えつつ、いざ復職をしようとしている方々にとっては、ある意味障壁になっているのも事実です。
精神疾患での休職から復職するためには、復職前に可否を判定するためのリハビリ勤務が求められます。
この呼び方は、自治体によって様々で、復職訓練とか試験勤務などともされています。
(今回は、「リハビリ勤務」という表記で、説明申し上げたいと思います。)
リハビリ勤務とは、簡単にいえば、本当に復職させても大丈夫か?ということを観察するための準備期間であり、この期間を利用して徐々に仕事に慣らすという意味も含まれています。
ただ、そのスケジュールが非常に厳しいのです。
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現代は、ストレスの多い時代だと言われます。
仕事のスピード感も一昔前と比べれば、随分と変化したことも事実だし、ある意味人間くささが極めて減少した時代だとも言えそうです。
そんな中にあり、過度のストレスを抱え精神疾患にかかってしまう方々も少なくありません。
本格的に体調を崩してしまった場合には、回復するまでには、それに見合う療養期間が必要です。
決して焦ってはいけないと思うのです。
あまりに復職を急いて、余計に体調を悪化させてしまったというケースも多く見受けられます。
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教職員をはじめ地方公務員には、病気休暇(病休)、休職という制度があります。
疾病等により、勤務が困難になった際、職場をお休みするものです。
体調が悪いから休むのであって、じっくり療養に専念できればいいのですが、現実には悲しいかな、なかなか理想的な療養期間に充てられていないケースも多いのが実情でもあり・・・。
というのも、地方公務員、とりわけ教職員が病休あるいは休職に入るケースのうち、その大部分を精神疾患が占めているという事情もあるからです。
この場合、せっかくの療養のために休んでいるにもかかわらず、ついつい自分を責め、むしろ体調を崩してしまうという負の連鎖に陥ってしまうことが、少なからず起こっています。
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働いている方々にとって、体調不良により、職場を長期離脱することは、非常に辛い状況だし、休んでいる間にも苦悩の連続となるケースが多いのも事実です。
そんなとき、職場の理解が大切ですが、必ずしも恵まれた環境に身を置ける保証はない。
率直に言って、巡り合わせの運、不運があるのも事実です。
そんなギャップを埋めるために、私は出来る限りのサポートを続けております。
今回は、精神疾患で3年間の休職満了となる際に、奇跡的に復職を遂げられたAさんのことをご紹介したいと思います。
そのことが、深い悩みの中にある多くの皆様にとって、勇気になると思うからです。
(さらに…)
ここ数年来、ずっと言われ続けているのが、精神疾患で病気休暇や休職に入る先生方が多くいらっしゃること。
これは、教職員個々の問題として捉えている限り、今後も状況が改善される希望は少ないことでしょう。
根本的な部分から見直し、手立てを打っていかなければ、辛い思いをされる教職員の方々が増加するばかりです。
よくある例として、ここで取り上げたいのは、体調を崩しているから休暇あるいは休職に入っているのに、そのことで自分を責め、休むことが更に症状を悪化させてしまうという実例です。
そもそも、うつなどの精神疾患にかかる方々は、真面目で一生懸命なタイプが多く、自分が休んでいることで、同僚や上司に迷惑をかけている・・・と、不安傾向に拍車をかけてしまう。
まず、そういった考えは、真っ白にして、とにかく療養されることが一番です。
また、最も大切なのは、特に管理職がメンタルヘルスについて、よくよく勉強し、適切な対応がしっかり取れること。
同僚たる教職員へも、日頃から啓発活動や研修を行う必要もあるでしょう。
見た目だけで判断することは非常に危険です。
なぜなら、復帰、復職直後の人々であれば、一生懸命やらなくては!と、心を張り詰めているからです。
「何だ、思ったより元気じゃないか!」
・・・・という判断を気軽にしてしまうと、思わぬことで、せっかく治りかけた病を再発させてしまう場合も多くあります。
メンタルヘルス関係の研修は、各都道府県等で開催されているはずですが、地域によって温度差があるのも悲しいかな事実でありましょう。
なぜ、学校の教職員が多くうつに苦しんでいるのか?
この根本をしっかりと見つめ、ひとつずつ改善策を実行していかねばならない!と、強く思っております。
意気投合する友がいたとして・・・。
だからといって、すべての面で意見が一致するとは限らないと言えるでしょう。
時に、「なぜ君は、ものの道理が分からないのだ!」と、憤りを抱くことさえあるかもしれない。
しかし、友は友。
目指すところが同じならば、局所における意見の差異は、微々たるもの。
ある事象で、意見の対立があったとしても、そのことで喧嘩別れするようならば、本当の友ではない・・・と思うのです。
いろいろなやり方や考え方があっていいし、最も大切なところで志が一致しているならば、長く友として語り合うべし。
私達は、ややもすれば、ちょっとした意見の違いや、面白くない言動ひとつで、大切なものを失ってしまうときがあります。
心したいですね。
ある目標へ向かうとき、小さなことでの考え方の違いなど、大海に落ちる雫のようなもの。
それを許容できるだけの器量を持ちたいものです。