教職員の人事・服務に関するご相談、企業でのメンタルヘルス研修 埼玉教育サポートセンター

管理論

組織のトップとナンバー2 水魚の交わり

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組織と申しましても、その規模は様々で、一律にして語るには無理があるかもしれません。
その規模に応じて、所属する人々の役割も変化する。

ただ、ある程度以上の大きな組織になるにつれ、そのトップの座につく人物とナンバー2が果たす役割は、非常に大きなものになると、私は考えています。

ここに誰を据えるか?誰がつくか?で、組織は成長もすれば腐敗もする。
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相手の肩書きで態度を変える人

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接する相手の肩書きによって態度を変える。
私は、そのことをもって全否定はしません。

たとえば、サラリーマンの世界ならば、上下関係があったりと、否応なくそうせざるを得ない状況があるのも現実だからです。

しかし、相手の肩書きを査定して、威張ったりする人ほど信用できないものはありませんね。

そういうタイプほど、自分の肩書きを武器にして、他の人々を貶める行動を起こしがち。
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減点主義から加点主義へ!

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この場で何度か取り上げた記憶があるのですが、今日は改めて、減点主義と加点主義について考えてみたいと思います。

一昔前の日本には、パイオニア精神があった。
未知なる世界への挑戦だと言ってもいいでしょう。

経済成長を遂げた中、成功を得た会社は、大企業と呼ばれる存在となる。
一方、民と共に、大きな組織としては官公庁、いわゆる役所がありますね。

私は、この大企業と役所ともに、いまや減点主義の巣窟だと考えています。
結果、いかに失敗をせずに勤め上げるか?が、至上命題となるのです。

これでは、ちっとも面白くない。
有為な人材だって輩出されなくなる。
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人に仕事を任せるということ

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人に仕事を任せられるか?
任せることができずに、何でも自分でやってしまうか?

少なくとも管理的立場にある人々にとっては、器量の問われる部分だと思います。

先に書けば、若い人材に大切な仕事を任せることが出来なければ、その組織の衰退は、目に見えています。
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大小、長短の目標

ラベンダー

仕事でも学問でも、大局的に物事を見て、最終的にあるべき姿、いわゆる目標を定めることが大切だと思っています。

しかし、大きな目標であれば、そこへ行くまでの道程も長く、実際、くたびれてしまうことだってあることでしょう。

そこで私は、最終的な目標を達成する時期から逆算して、ショート・スパン、進行状況に応じた、小さな目標を据えることをお勧めしております。

最終的な目標へ辿り着くためには、いくつものプロセスを成し遂げてゆく必要がある。
ならば、そのプロセス、一つ、ひとつを短期的目標として定め、区切りを設けてあげる。

このことで、人は、達成感を何度も味わうことが出来、モチベーション・アップにも繋がることでしょう。

長い道程も、一歩一歩の積み重ねがあったればこそです。

今日は、ここまで歩きたいね!
それを成し遂げたならば、一つの成功です。

大いに達成感を味わいましょう。
そうすることで、スタート当初には、ぼんやりとしか見えていなかったゴールが、着実に近づいて来ることを実感できるはずです。

若者に思い切り活躍させる器量を

楠

チームとか組織というものは、ベテランと若手が調和し、それぞれの役割を十分に発揮できる環境が重要だと、私は思っております。

ベテランには、多くの経験に基づいた知恵があります。
ただ、時代は常に動いており、ダイナミックな変化に対応したり、事態を打破する必要があるときには、若者のパワーが必要。

エネルギーと表現してもいいかもしれません。

このとき、若者を存分に活躍させ、のびのびと飛翔できる環境を与えられるか?が、ベテランに課せられた使命。

それが出来る人物を器量人と呼ぶのでしょう。

若者は、存分に自分らしさを出せばいい。
そうさせてあげるのは、ベテランの役目。

もし、若者の発想を理解できず、ブレーキにしかなれないならば、そのときは身をひくべき。

社会の循環とは、そういうものではないでしょうか。

失敗が人を成長させる

茶屋
何か失敗をおかしたり、ちょっと不得意なことがあると、今の世の中、すぐにバッテンを付けてしまう傾向がありますね。

この場でも何度か書いてきましたが、特に大企業や役所の人事は、減点主義で、事なかれを尊ぶ傾向がある。

いくらがんばっても、一度の失敗が尾をひき、いつまでもそのことによって、要職には就けなくなる。

必然、人は失敗やミスをしないようにと、気を配るようになり、チャレンジ精神が失われていく。

失敗とは、チャレンジしたからこそ起こるもので、何もしないで動かないよりも、ずっと尊いことではないでしょうか。

何か、ひとつでも長けた部分があれば、その良さを存分に伸ばし、活用する。
そういうシステムが出来ない限り、優れた人材は、知られる前に消えていくことでしょう。

実に、嘆かわしい現状です。

それなりに何でもこなせる平均型の人物は、そつがない・・・とは言えますが、面白いことは出来ない。

今、時代を変えられるのは、失敗も経験し、痛い目にもあい、そこから這い上がる人材こそ!ではないでしょうか。

画一的、平均的、そつなく、失敗しないように・・・・。
こういう生き方をした人物が、要職を占める現代は、やはり何か大切なものに気づいていない。
そう、思わざるを得ません。

世の中を良い方向へ導くには、パワーが必要です。
事なかれ主義の人に、それを求めるだけ無駄でありましょう。

いまこそ、優れた点、よい部分を伸ばし、活用することを社会全体が考えるときではないでしょうか。

人間一人の能力には限りがある

夕暮れと桜
能力の高い人が、陥りやすいものは・・・・。
自分がやったほうが早いし正確だから、何でも自らの力に頼ってしまうこと。

ある程度の段階までは、それでも上手くいくかもしれません。
しかし、大きな仕事に直面したりすれば、限界という壁にぶつかることでしょう。

人間一人で、すべてを成し遂げることは不可能だし、そこには成長がない。
何より、後生へと繋ぐという重要な営みが欠けてしまいますね。

そこで必要となるのは、信頼できる補佐役を近くに置き、任せるべきところはまかせ、よい循環を構築することだと思うのです。

優れた補佐役を持つ人は強い。
ただし、補佐役を務める人が、「この人のためなら!」という気持ちになるような接し方が必須ですね。

形式的には、部下であったとしても、礼をもって接する。
そんな人物のところへは、優れた人材が、集まってくるに違いありません。

典型的な例が、三国志でお馴染みの劉備と諸葛孔明だと思います。
劉備は、孔明を配下へ迎えるにあたり、三顧の礼をもって誠を尽くし、軍師として敬ったといいます。

劉備の信頼があったればこそ、天才諸葛孔明は、英知の限りを尽くせた。

よく、大将の器という言葉を聞きますが、それは、人を包み込むような人間的魅力をもった人物を言うのではないでしょうか。

力づくで人を動かそうとしても成果は上がらない

樹木と緑
近年は、パワハラやセクハラに関する研修を行う職場も増え、さすがになくなりつつあるだろう・・・と、思っている方々もあるでしょうが、まだまだ存在していますね。
威圧的な態度や暴言などにより、人を傷つける事例が・・・・。

職場の上席にある者が、無理矢理力づくで仕事を命じても、それを受ける側は、怒鳴られないようとか、怒られないように・・・と、恐怖心から言われたことをそのとおりにやろうとします。

しかしそれでは、発展性のある仕事は出来ないし、新しい発想も生まれるはずがない。

言われたことを言われた通り行うことに必死になってしまうんですね。
当然、心の交流など、ありはしない。

人心は離れ、徐々に不満は蓄積し、組織の衰退がはじまる。

いい仕事を成し遂げるためには、決して管理的立場にある者は、職を利用した威圧的態度で強要してはいけません。

昔風にいえば、「仁」と「徳」こそが大切。
そんな人物が率いる組織は活性化され、何も強く命じなくとも、ステキなアイディアが提案されてくることでしょう。

人間は、権力の座についたとき、人格が一変したかのように見える場合があります。
それは、そもそも、その人が秘めていた資質なのであって、肝要なのは、そういったタイプには、権力や部下を持たせてはいけない!ということ。

昨今は、能力主義に重きが置かれ過ぎる傾向にあると思います。
ぜひ、その人物が持っている心のポテンシャルにも光が当たることを、切に願います。

力づくで人を服従させても 先は見えている

桜
近年は、パワハラやセクハラをなくそうと、企業でも役所でも研修などを実施するところが増えています。

しかし、実態は?といえば、まだまだ一部には、上下関係について誤った認識をもち、力づくで部下や後輩を屈服させ、言うことをきかせるという体質が残っています。

実際、私も仕事人生の中で、そんな事例を見てきました。

力づくで人を従わせても、それは単に、怖れから従っているだけで、上司や先輩を敬い、「この人のために一生懸命やろう!」とか、「積極的にいい仕事をしよう!」という気持ちなどわいてくるはずもありません。

たちが悪いのは、そういうパワハラやセクハラを繰り返す人は、自分が間違ったことをしていることに気づいておらず、しかも人事など「自分にとってメリットになる」相手に対しては、至極腰が低く、おべっかを使う。

そんな人物を登用してしまっては、組織もいつかは内部から崩壊することでしょう。

人の上に立つ人に必要不可欠なのは、何でしょうか?
古くから言われることですが、「仁」と「徳」。

仁と徳をもった人ならば、黙っていても、人はついてくるものだし、組織も活性化され、仕事が楽しくなる。

人事をする者は、よくよく人の中身を見て、適材を適所に置くべき。
甘い言葉ですり寄ってくる人物には・・・・・要注意です。

心したい一事。
そうでなければ、不幸な人々を増やすばかりです。