教職員の人事・服務に関するご相談、企業でのメンタルヘルス研修 埼玉教育サポートセンター

メンタルヘルス

3年間の休職を経ての復職(市役所職員さん)

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働いている方々にとって、体調不良により、職場を長期離脱することは、非常に辛い状況だし、休んでいる間にも苦悩の連続となるケースが多いのも事実です。

そんなとき、職場の理解が大切ですが、必ずしも恵まれた環境に身を置ける保証はない。

率直に言って、巡り合わせの運、不運があるのも事実です。

そんなギャップを埋めるために、私は出来る限りのサポートを続けております。

今回は、精神疾患で3年間の休職満了となる際に、奇跡的に復職を遂げられたAさんのことをご紹介したいと思います。
そのことが、深い悩みの中にある多くの皆様にとって、勇気になると思うからです。
(さらに…)

真空の時間を持つ

小川
好むと、好まざるとに関わらず、現代社会は、様々な情報に溢れ、常に何らかを受信している生活になっているとも言えると思います。

また、便利な物が増え、退屈を紛らわす道具には、事欠きません。

そんな中、時に自分を振り返って、はっ!とすることがあります。

「常に何かをしていないと、落ち着かない人間になってはいないか?」と。

要するに、何もしない時間、無所属の時間が、一昔前と比べて、激減しているように思うのです。

情報化社会、世界の距離が縮まった現実。
猛スピードで、世の中は動き、無意識のうちに、自分の生き方にも影響が及んでしまう・・・。

こんな時代だからこそ、真空の時間を持つことが、大切なように思えるのです。

一日、数分でもいい。
何者にもとらわれない時間をもつ。

心を無にする。
こういった所作が、今の時代だからこそ、とても大切に思えるのです。

そうすることで、心の安寧ももたらせるのではないでしょうか。

自然の囀り

天竜寺の庭
初夏を感じさせるような気候でしたね。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

現代は、リモコンひとつで何でも出来てしまったりと、便利な時代になったのは間違いないのですが、その分、自然に接したりする機会が減少したように思っています。

そよ吹く風。
鳥のさえずり。
緑の香り。
太陽の光。

つい忘れがちな、こういったものに接すると、とても気持ちがいいものですね。

情報化社会の到来により、分刻みの生活を余儀なくされる今、ときにはデジタルからアナログに生活を切り替えてみるのもいいように思います。

ゆっくり、ゆっくり、のんびりと。
そんな日、そんな時間があってもいいのではないでしょうか。

やるときにはやる!

人間、どうしても素早く動かなければならない時もあれば、懸命に取り組まねばならぬこともある。
そのときのために、鋭気を養っておきたいものです。

疲れた躰、ちょっぴり辛いとき。
自然の囀りは、とても優しい。
そう思えてくるのです。

病気休暇と休職 その間の過ごし方が大切

薔薇

ここ数年来、ずっと言われ続けているのが、精神疾患で病気休暇や休職に入る先生方が多くいらっしゃること。

これは、教職員個々の問題として捉えている限り、今後も状況が改善される希望は少ないことでしょう。

根本的な部分から見直し、手立てを打っていかなければ、辛い思いをされる教職員の方々が増加するばかりです。

よくある例として、ここで取り上げたいのは、体調を崩しているから休暇あるいは休職に入っているのに、そのことで自分を責め、休むことが更に症状を悪化させてしまうという実例です。

そもそも、うつなどの精神疾患にかかる方々は、真面目で一生懸命なタイプが多く、自分が休んでいることで、同僚や上司に迷惑をかけている・・・と、不安傾向に拍車をかけてしまう。

まず、そういった考えは、真っ白にして、とにかく療養されることが一番です。

また、最も大切なのは、特に管理職がメンタルヘルスについて、よくよく勉強し、適切な対応がしっかり取れること。
同僚たる教職員へも、日頃から啓発活動や研修を行う必要もあるでしょう。

見た目だけで判断することは非常に危険です。
なぜなら、復帰、復職直後の人々であれば、一生懸命やらなくては!と、心を張り詰めているからです。

「何だ、思ったより元気じゃないか!」
・・・・という判断を気軽にしてしまうと、思わぬことで、せっかく治りかけた病を再発させてしまう場合も多くあります。

メンタルヘルス関係の研修は、各都道府県等で開催されているはずですが、地域によって温度差があるのも悲しいかな事実でありましょう。

なぜ、学校の教職員が多くうつに苦しんでいるのか?
この根本をしっかりと見つめ、ひとつずつ改善策を実行していかねばならない!と、強く思っております。

避けたいうつと家族の共倒れ

チューリップ畑
うつという病気は、本当に辛く苦しいものです。
特に、初めて症状が出た場合は、どう対処してよいか?が分からず、「もうだめだ」という思いから絶望の淵に立ってしまうこともあります。

うつにかかってしまった場合は、家族の理解と支えが、とても大切ですが、ここで一点、気をつけたいことを書いておきたいと思います。

それは、家族の共倒れです。

「自分も一緒に苦しみ、共有しよう」と、あまりにも真正面から受け止め過ぎると、やがて家族の方々も具合が悪くなってしまいます。
それだけは避けたい。

家族にうつの人が出たときは、そんなときこそ、「自分は元気でいよう」という気持ちが大切だし、今は大変だけど、休養と治療で必ず良くなる!と、どーんと構えていただきたいのです。

時に気張らしをすることをお勧めするし、とにかく一緒に落ち込んでしまうことだけは避けたいところです。

うつが回復するには、ある程度の時間を必要とします。
しかし、前述したように、ゆっくり休養を取り、適切な治療を受ければ、必ず回復します。

そのときを信じて、静かに見守りながらも、家族が共倒れにならないよう、自分自身の楽しみを持つ・・・ということが大切だし、そのことがうつになった家族が回復する早道でもあることでしょう。

鬱(うつ)と睡眠

夜桜
うつが発症しやすいタイミングとして、環境の変化があったときが多いとよく言われます。

転職、昇進、異動、結婚、出産、家族との離別・・・・など。

また、うつの場合は、早期に気づくことが大切ですが、症状として注視したいのは、何といっても睡眠です。

・寝付けない
・毎朝、3時や4時など早朝に目覚めてしまう

こういった状態が継続するようならば、まずは一度お医者さんに相談されることをお勧めします。

いまや、うつと睡眠の関連性は、有識者の中でも指摘されることで、眠れない日々が継続的に続く場合には、うつの症状が出ている・・・ということも考えたほうがいいと思います。

眠れないのは辛いし、食欲もなくなりと・・・・生活のリズムが乱れ、そのことが負の連鎖を呼びます。

現代社会のように、様々な職種があり、生活スタイルも千差万別という状況にあっては、夜は寝るもの、朝は起きるもの・・・という概念は、なかなか通用しないかもしれません。

しかし、睡眠が心身に与える影響は極めて大きいということを、頭の片隅に置いておいていただければと思います。

これは、大人に限ったことではなく、子供でもそうです。

暗くなったら布団に入り、お日様が昇ったら起床し、朝ご飯を美味しく食べる。
朝のご飯を「ああ!美味しい!」と思えるようならば、それは健康の証です。

ぜひ、ご自身が睡眠のことでお辛いを思いをされていたならば、治療も含めた対処をなさることをお勧めします。

環境の変化 せっかくならば楽しみましょう

チューリップの咲く頃
入学式シーズンですね!
社会人の方々にとっては、新しい職場に着任されるケースも多いこの時期。

大きく環境が変わるということは、体調を崩しやすいときでもあります。
それだけ、緊張しているのでしょうし、早く馴染みたい!という無意識のプレッシャーがあるのかもしれません。

しかし、せっかくならば、大いに楽しみましょう。
新しい出会いにわくわくしたほうが、きっと楽しい毎日になる。

環境の変化を経験し、それを乗り切ることが、きっと今後の人生にいきてくるはずです。

自分の身体で覚え、乗り越えたという事実は、しっかり我が身に蓄えられます。

花ひらく春。
どんな環境でも楽しめる!という自分を持つことは、とってもステキなことだと思うのです。

仕事の愚痴 OK? NG?

花びら
生きていく上で、ストレスはつきもの。
いかに上手くつき合って、エネルギーに変えるかが大切なのだと思います。

しかし、ストレスも重たくなり過ぎると困りもの。
几帳面、真面目で責任感の強い人ほど、ストレスを自分の中で解決しようとし、うつなどの精神疾患に陥ってしまうケースも多くあります。

さて、仕事について愚痴を言うことは是か非か?

正直に言うと、若い頃の私は、「仕事の愚痴は言うべきではない」派でした。

しかし、今では、その考えも変化しています。
「やってらんねーよー!」くらい、口に出して言える職場のほうが、職員の健康が保たれると・・・。

「あのタコ社長のやつ!」
「あのひょっとこ校長め!」

そんな愚痴を言い合える相手がいるということは、実に精神衛生上よろしい。

真面目でしっかり仕事を完結させようとする人ほど、愚痴も言わず、自分の責任だと思い込みがちです。

現代は、様々なストレス、それも強いストレスが充満しており、たまには上司の悪口でもとことん言って、心を解放する。
それくらいのことは許されるし、結果的に健康が保たれるのですから、オッケーだ!
・・・と、私は思っています。

公務員(教職員)の病気休暇 その悩み

薔薇
学校をはじめ、地方公共団体は、4月1日からが新年度。
緊張感あり・・・と、お疲れの出ている方々もいらっしゃることと思います。

ゆっくりまいりましょう。

さて、今回は病気休暇、その中でも精神疾患による休暇中に、多くの皆様が直面している悩みについて、ちょっとだけ触れてみたいと思います。

うつなどの精神疾患になると、本当に辛いものです。
絶望感さえ抱くケースも希ではありません。

ただでさえ苦しいのに、さらに悩みを深くしているのは、本来体調を回復するために休養を取っているはずなのに、休んでいながらも職場のことが気になり続けるということ・・・・。

さらに、「自分のせいで職場、同僚に迷惑をかけている」という思考になってしまう方々が、非常に多いということです。

言うなれば、休んでいながらにして苦しみ、より症状回復を阻害してしまうという循環ですね。

人間、長い間には不調になることもあります。
そんなときは、エネルギーを蓄える時期、高く飛翔するため、一時期、腰をかがめている時間と思っていただきたいですね。

迷惑なんて考えなくていいし、そのために組織、チームがあるのだと、私は思っています。

そしていつか、自分が苦しんだ経験が、必ず貴重なものとして生かせる日が来ることでしょう。

現代は、多くの先生方、職員の皆様が、精神疾患にかかっています。
そんな時、苦しさを経験したからこそ出来るアドバイスがあるはずです。

迷惑ではない。
後の自分の糧であり、同僚へのプレゼントを用意している最中だと考えていただければと思います。

忙しい人 閑な人

菜の花と桜
昨日、4月1日が、新しい顔ぶれでの仕事初めになったという方々も多いことと思います。
環境が変わると、緊張感もあるし、何となく周囲が慌ただしいと感じることがあるかもしれません。

でも、新しい出会いにわくわくしながら、緊張感を心地よく楽しんだほうが得ですよね。

さて、新メンバーになると、すごく忙しそうにしている人と、手持ち無沙汰にしている人の姿を見受けるとも思います。

実際、ものすごくハードな職場もありますが、多くは、忙しくしている性分の人と、余裕を醸し出すタイプがあるのではないでしょうか。

周りがバタバタしているから、自分までアタフタしたり劣等感を持ったりしなくていい・・・・。と、私は思っています。

仕事、特に実務においては、誰がやっても、さして変わりはありません。
その場に長くいた人が、一時的に優秀に見えるだけ・・・。

その時がくれば、仕事も覚え、ベテランになるはずです。

区切りのときこそ、気持ちをゆったりもって、堂々といきましょう!
何か事があったときこそ、手助けできる、そのために閑でいることは、尊いことかと。