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お母さん

反抗期と子どもがキレるということ その違いが怖い

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まったくうちの子が反抗期で!
どうしたらいいのでしょう!?
・・・というご相談を受けることがよくあります。

そんな時期に親としてどう対処したよいか?について講演をしてほしいというご依頼も受けております。
親御さんからしたら、切実な悩みですよね。

ただ、私は反抗期自体は、決して悪いものだとは思っていません。
むしろ、反抗期が来ていないのに、子どもの行動が乱れることに危惧を抱いております。
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久喜市立青葉小学校さんでの講演でお世話になりました

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今日の埼玉は、結構風の強い日になりました。
されど、天気は快晴にて。

秋の一日、午後からは、久喜市立青葉小学校さんでの『親の学習講座』で、90分間ほど、お話をする機会をいただき、行ってまいりました。

準備から運営まで、ご尽力くださった学校さん、ご出席くださった保護者の皆様に、心から感謝申し上げます。
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森の片隅
母、お母さんが、子を思う心とは、何にも代えがたいものだと実感します。
まさに、海よりも深し。

たとえ、世界中の人々が敵にまわったとしても、母が我が子を思う心は、揺らぐことはないことでしょう。

思えば、母親とは、実に偉大な存在です。
我が子のためならば、命さえ惜しまないのではないかと思うほどに。

守るもの、大切なものを持った人は強いと言います。
母にとってのそれは、まさしく我が子。

親しいがゆえに、時には喧嘩をすることもあるでしょう。
しかし、悔いが残らないように、母親をいたわり、大切にすることこそが、私達が心したいことではないでしょうか。

日常の中で、当たり前のように起こっていること、してもらっていること。
それらは、奇跡に近い出来事。

お母さんを大切に。
私も肝に銘じたいと思っています。

お母さん 100パーセントでなくていいですよ

ほのぼの
子育てとは、実に大切なものだと、しみじみ実感します。
幼少の頃、どんな経験をしたか?どんな環境で育ったか?は、その子の未来に大きな影響を与えます。

子育ての鍵を握る大切なものの一つとして、「食事」がありますね。
よく言われる、規則正しく、栄養が偏らない食事をするということも、勿論大切ですが、何より大切なのは、家族揃っての食卓ではないでしょうか。

しかし、現代は共働き世帯が増え、お母さんは忙しい。
理想的にやろう!と、誓っても、どこかで無理が生じます。

100点満点、パーフェクトな子育てをしよう!とするお母さんは、実に真面目で責任感の強い人です。

でも、ちょっとだけ肩の力を抜いてみませんか?

たとえば、家族揃っての食事が毎日できなければ、「何曜日はみんなで食べようね」とかでもいいでしょう。

子育てが息苦しくなってしまうことが、まずいけないこと。
我が家は100点ではない・・・でも、80点を取れるようにしているよ!
それで、いいのです。

一番大切なのは、お母さんが明るく、元気でいてくれることなのですから。

子育てから親も学ぶ

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家庭、あるいは地域の教育力が低下し、そのしわ寄せが学校へ行っている・・・・。
ということは、何度となく書いてきました。

しかし、住民の認識は、だいぶ異なるようです。
それを裏付けるものの一つが、埼玉県内のある自治体が行ったアンケート調査。

それによると、若い世代の親御さん(20代)ほど、「家庭力は低下していない」と考えている傾向が顕著に出ています。

子育てといえば、まずよく言われる言葉が「躾」。
そして、規則正しい生活習慣を学ばせ、人としての善悪を教えるという役割があることと思います。

しかし、現実を見れば、そういった生活上の基本的なことも、学校任せになっている実態は否定できないと、私は考えています。

子育てとは、もちろん子供を導き、健全な心身を育てることですが、一方、子供を育てることによって、「親が子から学ぶ」という、大切な一面も持っています。

子育てをする中で、喜びもあれば、迷い、悩みも生じる。
そこから、親も学んでいく。

こういった作用が、現代社会は、著しく低下してしまったと言えるのではないでしょうか。

幼少の頃の生活、遊び、学びは、その子の人生にとって、限りなく大きな影響を与えます。
家庭が果たすべき役割は、実に大きい。

そして、その中で、親としての学びを得る。

こういった習慣が、代々続いている家庭には、必ずや笑顔があるはずです。

今一度、「我が家はどうか?」と、考えてみようではありませんか。

新年に、「今年の目標」を立てる方々も多いことと思います。
ぜひ、「子育て」、さらには「子供から学ぶこと」を、その目標に加えてみては、いかがでしょうか。

子供は宝。
未来の日本、いや世界を支えるパワーです。
大切に育てたいものです。

出来ることからはじめてみよう

ポピー
仕事、子育て・・・・生活をしていくには、「こうありたい」という理想像を持つ方々が多いと思います。

たしかに、ベストを尽くせればいいのですが、あまりに目標を固持してしまうと、精神的負担にもなり、結果、途中で投げ出してしまうケースも多々ありますね。

理想はある。
まずは、そこに近づくために、「今できること」から、手をつけていってはどうでしょうか?

子育てであれば、たとえば朝食のこと。
毎朝、こういったメニューが理想だ・・・・。
分かってはいても、物理的に無理な場合もあります。

そうしたら、今朝は完璧は無理だけど、これなら出来るという方法があるはず。
時には、自らに課すハードルを下げてあげることも必要ではないでしょうか。

大切なのは、継続していくことです。
理想は、理想として、忘れることなく、今できることを一つずつやっていく。

毎日、家族で一緒に夕飯を食べることは素晴らしい。
しかし、実情が許さない場合だって多いことでしょう。
ならば、せめて週末は、食卓を共にするとか・・・・。

あまりに理想に縛られ過ぎると、いざ途切れたときに、ダメージを受けてしまう。

何をするにも、「楽しい」という気持ちを持てるよう、無理のない範囲で、続けていければよい。
楽しいと感じることは、自分だけではなく、周囲にも穏やかでハッピーな空気をもたらすこと必然です。

孤食が生む子供の心身不健康

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今、小学生の「孤食」に、警鐘を鳴らしている人々がいます。

孤食とは文字通り、独りで食べる食事。
小学生の段階で、夕飯を一人で食べている事例が、統計上増えているそうです。

食事の大切さ。
これは、いろいろな面から指摘されています。

偏った栄養・・・・というのは勿論ですが、まず子供が一人で食べるとなれば、自然と時間もルーズになる。
食べるスピードが速くなり、しっかり噛むという習慣がなくなる。

そして何より、家族との対話がなくなる。

夕飯の場というのは、家族がそろって美味しくいただくということが理想。
現代社会、なかなか理想どおりにはいかないとは思います。

しかし、どうでしょうか?
一週間に一日でも、二日でもいいから、家族揃って夕飯の食卓を囲む日を設けるところから始めてみては。

孤食が続く子供には、身体面だけではなく、心の病にも繋がる可能性が高いと言われています。
これは後日触れますが、今、「子供の抑うつ状態」が増加しています。

毎日・・・・は、無理かもしれない。
ですが、まずは出来ることから、週に1回でも、2回でも、家族で一緒に食べる。
たとえば、鍋などが最高だとも言います。

食事。
本当に大切なものですね。
子供の将来のためにも、出来ることからやってみる。

「うちの子に限って」という発想は、もはや捨てた方がいい。
最初は完璧でなくてもいい。
心あたたまる食事、美味しいねと語らえる夕飯。

まずは、ここからはじめませんか。

除雪車ペアレントの悲劇

除雪車ペアレント
保護者との関係で、厳しい状況に追い込まれる先生が少なくありません。
そのことが原因で、うつなどの精神疾患に追い込まれる事例もたくさんあるのが事実。

ドラマでも、モンスターペアレントの存在を題材にしたものがありましたが、事実は小説より奇なり・・・で、学校現場で起こっていることは、実に厳しいものがあります。

尾木ママこと、尾木直樹さんが、先日とあるテレビ番組で、最近は、「除雪車ペアレント」というものがある、という話をされていました。

除雪車ペアレントとは、その名のとおり、子供達が進んでいくべき道にある障がいを親が取り去っていくというものです。

これには、正直、危機感さえ抱きます。
何より、一番の被害者は、子供になってしまうのではないでしょうか。

発達段階では、ある程度の負荷をかけ、それを自分の力で乗り越えていくという力を身を持って体験しないといけません。
そうでなければ、成人し、社会の荒波へと出ていったとき、座礁してしまいます。

存分にもがきたまえ・・・・とは、浦和高校の教育方針ですが、ここでは、溺れそうになったときは必ず助ける!というセキュリティーネットも、しっかり用意しています。

人間が、健全な躰をつくるには、ある程度の悪環境をも経験しておくことが必要です。
病気を防ぐために、ワクチンを接種することにも似ていることでしょう。

親が除雪車となって、子供が何事もなくスムーズに歩いていけることは、目先だけを考えれば、一時の現象改善には役立つでしょう。
しかし、人間は、やがて大人となり、自分の力で切り拓いていかなければならない。
そのとき、どれだけの自立心を抱けるか?

長い視点で、子供にとって本当に必要なものは何か?をよくよく考えていきたいものです。

読み聞かせの効用と思い出

絵本のある空間
現代病の一つと言ってもいいと思うのですが、昼夜が逆転してしまっている人々が増加しています。
一昔前であれば、深夜といえば、することと言えば寝ることくらいだったわけですが、ネット時代が到来し、SNSなどを覗けば、24時間、誰かが起きている・・・。

夜明け、日没を感じる力が、著しく衰えたと表現してもよいかと思います。

問題なのは、発育期にある幼少の時代から、こういった生活習慣が身についてしまうことです。

ベッドに入ってもスマホを手放せず、暗い部屋でディスプレイの光を受け続けるものだから、いざ寝よう!と思っても、入眠できない・・・。

以前、「子供が寝なくて困っている人へ、どういうアドバイスが考えられるか?」という課題を話し合う場がありました。
その際、学校現場へ赴き、保護者の皆さんへアドバイスしているという方から、こんなご意見をいただきました。

「布団に入って、お母さんが読み聞かせをしてあげると、睡眠に入りやすいですよ」と。

「読み聞かせ」といえば、乳幼児から小学生くらいの間に行う情操教育とされていますが、睡眠にも入りやすいと聞き、はたと思い出すことがありました。

私が幼い頃、親戚の家にあずけられ、どうしても眠れなかったとき、叔母さんがそっと声をかけてくれて、絵本を読んでくれたのです。
その時の光景は、いまだに映像として覚えているし、優しかった声も忘れていません。

おそらく、それくらい嬉しかったから、記憶の中から消えずに来たのでしょう。

物語には、わくわく感があり、心が安らかになる要素があるし、それを伝えてくれる身近な人の「声」というものは、限りない安心感を与えます。

大人からすれば、たかが絵本の読み聞かせ・・・・。
ただし、実際に私のように、生涯忘れ得ぬ思い出として抱き続けている人間もいる。

デジタル時代にあって、添い寝して絵本を読んで聞かせる。
今こそ、思い出したい古き良き習慣ですね。

ぜひ、やってみてください。

たくさんホメて育てる・・・・への違和感

わんこ
あたたかい家庭をつくる。
やわらかく落ち着く環境をつくる。

大切なことです。

日々罵倒が飛び交うような家庭になってしまうと、小さな子供にも負の影響を与えてしまいます。

さて、先日のこと、公的といっていい立場の人が、多くの人々へ向かって、「とにかく沢山子供をほめてあげてください」と話をされていました。

大半の人は、素直に耳に入ってくる言葉であることでしょう。

しかし、あえて疑問を呈したい。

「何でもホメればいいものではない」のではないか?と。

「ここぞ!」というときには、惜しみなくホメてほしい。
しかし、ホメるも慢性的になると、子供達は、「どう行動したらホメてもらえるか?」ということを考え始めてしまいます。
それが長年に渡ると、「ホメてもらうことを行動基準にする」人間になってしまうし、「人から好かれるにはどうしたらいいか?」という発想で、行動をする癖がついてしまいます。

自立心、独立心、大衆に流されない確固とした人格形成、自分自身の判断ができる能力・・・・。
これらの発達を阻害してしまう恐れさえあります。

愛犬が、投げた輪っかを持ち帰ってきたらお菓子を与える。
犬だって学習します。
言われたとおりにやれば、ご褒美がもらえることを知るのです。

ホメる・・・にも、メリハリが必要ではないでしょうか。
あたたかい雰囲気と環境を用意する。
その上で、いけないことは毅然と伝え、素晴らしいことをしたときこそは、惜しみなくホメる。

実は、この使い分けは重要で、我が子が成人になってからの行動基準に大きな影響を与えることになる。

善悪の区別を「自らの頭」で思考できる人間として成長していく手助けをする。
そんなスタンスで、いいのではないでしょうか。