教職員の人事・服務に関するご相談、企業でのメンタルヘルス研修 埼玉教育サポートセンター

パワハラ・セクハラ

パワハラに気づかない上司達

宮代町進修館
昨日は、ちょっとした仕事がありまして、宮代町役場と、そこに隣接する進修館へおじゃましてきました。

いずれも木を基調とした造りで、ぽかぽかした陽気とあいまって、のほほんとした気持ちになったものです。

ほっとする時間っていいですね。

さて、なぜに職場で人を傷つける事態が起こるのか?を私は真剣に考えてきたし、放置してはいけないことだと強く思っております。
いわゆるパワハラというものですね。
(さらに…)

力づくで人を動かそうとしても成果は上がらない

樹木と緑
近年は、パワハラやセクハラに関する研修を行う職場も増え、さすがになくなりつつあるだろう・・・と、思っている方々もあるでしょうが、まだまだ存在していますね。
威圧的な態度や暴言などにより、人を傷つける事例が・・・・。

職場の上席にある者が、無理矢理力づくで仕事を命じても、それを受ける側は、怒鳴られないようとか、怒られないように・・・と、恐怖心から言われたことをそのとおりにやろうとします。

しかしそれでは、発展性のある仕事は出来ないし、新しい発想も生まれるはずがない。

言われたことを言われた通り行うことに必死になってしまうんですね。
当然、心の交流など、ありはしない。

人心は離れ、徐々に不満は蓄積し、組織の衰退がはじまる。

いい仕事を成し遂げるためには、決して管理的立場にある者は、職を利用した威圧的態度で強要してはいけません。

昔風にいえば、「仁」と「徳」こそが大切。
そんな人物が率いる組織は活性化され、何も強く命じなくとも、ステキなアイディアが提案されてくることでしょう。

人間は、権力の座についたとき、人格が一変したかのように見える場合があります。
それは、そもそも、その人が秘めていた資質なのであって、肝要なのは、そういったタイプには、権力や部下を持たせてはいけない!ということ。

昨今は、能力主義に重きが置かれ過ぎる傾向にあると思います。
ぜひ、その人物が持っている心のポテンシャルにも光が当たることを、切に願います。

力づくで人を服従させても 先は見えている

桜
近年は、パワハラやセクハラをなくそうと、企業でも役所でも研修などを実施するところが増えています。

しかし、実態は?といえば、まだまだ一部には、上下関係について誤った認識をもち、力づくで部下や後輩を屈服させ、言うことをきかせるという体質が残っています。

実際、私も仕事人生の中で、そんな事例を見てきました。

力づくで人を従わせても、それは単に、怖れから従っているだけで、上司や先輩を敬い、「この人のために一生懸命やろう!」とか、「積極的にいい仕事をしよう!」という気持ちなどわいてくるはずもありません。

たちが悪いのは、そういうパワハラやセクハラを繰り返す人は、自分が間違ったことをしていることに気づいておらず、しかも人事など「自分にとってメリットになる」相手に対しては、至極腰が低く、おべっかを使う。

そんな人物を登用してしまっては、組織もいつかは内部から崩壊することでしょう。

人の上に立つ人に必要不可欠なのは、何でしょうか?
古くから言われることですが、「仁」と「徳」。

仁と徳をもった人ならば、黙っていても、人はついてくるものだし、組織も活性化され、仕事が楽しくなる。

人事をする者は、よくよく人の中身を見て、適材を適所に置くべき。
甘い言葉ですり寄ってくる人物には・・・・・要注意です。

心したい一事。
そうでなければ、不幸な人々を増やすばかりです。

部下からのパワハラ 中間管理職の悲劇

悩む
これまでも何度か「パワハラ」に関することを書いてきました。
その排除、対策が、現代において非常に重要だと考えているからです。

パワハラといえば、まず思い浮かぶのは、地位(権力)を悪用して、部下(弱者)を追い込んでいくという姿だと思います。
これは、時に「罵倒」のような姿で現れ、大切な職員に深刻な精神的ダメージを与えてしまいます。

こういう人というのは、自分がパワハラをしているとは、露ほども考えていないので、誰かが毅然とした態度で臨まなくてはなりません。
また、以前も書きましたが、権力フェチになり得る人物を要職に登用してはいけない!・・・これは人事の仕事です。

一方、近年言われ始めたのが、「部下からのパワハラ」です。
実はこれ、かなりの職場に潜在しています。

一般的には、「職員としての評価」をするのは、勤務評定に代表されるように、「上司のすること」と思われるかもしれません。
しかし、現実には、部下が上司を観察し、内心の評価を厳しい目で下しているケースが多いのです。

それは時に、反抗や無視・・・といった姿で現れ、「上司」という共通のターゲットを作るために、同僚でグループを組んでしまう形に発展する場合が多い。

部下から、冷たい態度を示される上司というのは、実に辛いものです。
基本的には、上司には部下を守る責任があります。
しかし、部下が上司を守るということは、人間関係においてのみであり、責任としてはない。

部下は、最も厳しい評価者だと言っていいでしょう。

さらに、中間管理職の場合は、トップからの指示に従い、難しい案件でも、何とかそれを実現しなくてはならない。
そんなとき、下(部下)からは、「納得がいかない」と、責められる。

まさに二重苦です。

現実にある事例でいえば、IT化が進むにつれ、パソコンのスキルで仕事の優劣をつけるという空気が拡がってきてしまいました。
もし、上司がパソコンを苦手にしている場合、若い者にすり寄ってしまうなど、人間力とは無関係なところでの、暗黙の逆力関係が生じてしまいます。

部下からのパワハラは、対策が実に難しいだけに、心を病む中間管理職が多いのが実態。

まさに嘆くべき状況です。
私達は、この「パワハラ問題」に関して、今後も皆さんと共に考えていきたい!と願っています。

パワハラは絶対にいけない どうしたら根絶できるのか

空と少女
「パワハラ」というものが問題になっている。
そういうものもあるのか・・・と、知識として認識されている方々も多いと思います。

現状を見ていくと、実は身近な場所で、かなりの頻度で起こっていることが分かります。
問題のひとつは、「パワハラ」をしている人というのは、「自分がそうだ」とは、決して思っていないこと。

極端な言い方をすれば、上司のいじめで、心を病んでいく人達が後を絶ちません。

私も、パワハラの防止委員をしたり、人事に関わり、実例を多く見てきましたが、「パワハラ」にも幾つかの形態があります。

今日は、パワハラのうち、2つのタイプについて、お話をしたいと思います。

〇まず、自分の役職(権力)を背景に、恫喝するタイプ(暴力型)。
大きな声で、部下に対して、威嚇や脅しとも取れる発言を日常的に繰り返すタイプです。
この手の場合は、自分の職権をちらつかせ、権力をもって屈服させようとする傾向にあります。

〇次に、理知的で人当りがよいものの、特定の職員へ向けて、じわりじわりとストレスを与え続けるタイプ。(ねっちり型)
この種のものは、必要以上の注意(NG出し)を、特定の部下に、日常的に繰り返し行うことが多く、ターゲットになってしまうのは、大人しくて、真面目な人が多いことが特徴です。
同じことをしても「怒られない部下と常にダメ出しされる部下」がいて、相手を選んで、集中攻撃してしまうのですね。
じわり、じわりと、痛めつけていくタイプと言っていいでしょう。

※ 上記両者に共通する部分
部下に対して、強烈なストレスを与える人というのは、自分より目上の人や、人事権を持っている人には、至極丁寧で、取り入ることに余念がありません。
簡単に言ってしまえば、上には優しく、下には厳しい・・・・ということ。

よって、一番大切なのは、そういった要素をもった人物を人事担当者が見抜き、決して重要なポストを与えないことです。
相手は、騙そうとしているのですから、真実をしっかり見抜く眼力が人事担当者には求められます。

パワハラを防止するためには、もちろん定期的且つ随時の研修も必要です。
一方、パワハラを行っている当事者は、研修を受けても、「自分のことだ」とは思わない。

これは、人事担当者に与えられた、大きな課題であると言っていいでしょう。

パワハラを行っている者に対しては、毅然とした措置を取る。
それだけの覚悟が求められています。

パワハラ防止は毅然と対応すべき 気づかぬ現実こそ改善されるべき

600turip
パワーハラスメント、いわゆるパワハラという言葉を聞いたことがあると思います。

簡単に説明すると、自分の地位をいいことに、相手を威圧し、傷つけることです。
暴言を吐くとか、部下職員を萎縮させるような行動を取るなど・・・。

「パワハラかどうか?って受け取るサイドの感覚もあるのでは?」
という疑問もあることでしょう。

しかし、想像を絶する悪質なパワハラが現実に存在していることを、私は見てきました。
部下職員が心を病む場合もありますし、贔屓にする部下と気に入らない部下を分け、自分にすり寄らない部下は徹底的に叩くという手法です。

こういった行為が、役所でさえ行われているのですから、嘆かわしいの一言です。

私は、そのとき管理サイドの立場にいたので、パワハラを食い止めようと直接話もし、対策も講じました。
さらに、そういったことを専門にされている著名なドクターに研修もお願いしました。

その先生が仰るには、「研修で話をしても、そういったパワハラをする人は、自分はそうではないと思い込んでいて気づかないんですよね」ということ。

パワハラをしている自覚がない・・・ということです。

よくあるケースで、私も直接対応したパワハラ職員は、いじめる相手は徹底的に叩き、部下が良い仕事をしても認めないばかりか潰しにかかる。
要するに、将来を潰しにかかるんですね。

さらに、たちが悪いのは、ひどいパワハラをする人間というものは、自分に利をもたらす人々を探すには敏感で、そういった場ではスマイルを振りまくわけです。
たとえば、自分より上の幹部とか、人事担当者とか・・・。

だから、人事担当者が事実を掌握できず、誤った処遇、配置をしてしまう事例も起こる。

一般的に言われている「パワハラ」のイメージよりも、今も進んでいる現実のほうが極めて嘆くべき現実です。
一刻も早くストップさせなければなりません。

職場研修も大切ですが、本物のパワハラマンは、そんなことでは改心しません。
表の顔と裏の顔を使い分ける、自分の利益には何だってするタイプなのですから。

だとしたら、毎日の状況をよくよく見極め、毅然とした措置を素早く取る必要があります。
パワハラをするタイプは、自分に利益をもたらす人には、イメージアップ外交を繰り返しているのですから、人事担当者もよくよく見分けて、間違った人事を回避すべきです。
ひとつの人事が、多くの未来ある職員を潰してしまうこともあるのですから。