講演,研修の講師,カフェ・ミーティング 埼玉教育サポートセンター

教職員が病休を取ったり、休職をした場合には異動は出来ないのか

教職員が病休を取ったり、休職をした場合には異動は出来ないのか


季節柄もあると思うのですが、人事異動に関係するお問合せが増えております。
お一人、おひとりにとって重要なことですし、心配になるのもよく分かります。
特に、体調を崩されていた方々の場合には、ナイーブになって当たり前だとも思うのです。
今回は、よくいただくご質問のうち、病休を取得したり休職に入っていた場合には、翌年度の人事異動は出来ないのか?ということについて、まとめてみたいと思います。

このことを述べるときに、大きく分けて二つの側面があります。
ひとつには、法令的にはどうなっているのか?
もうひとつには、実務上はどう扱われているのか?
ということです。

法令上はどうなっているのか?

条例や規則を含めた法令上の定めですが、病休を取っていたから異動させてはいけないとか、休職発令をされていたから異動は不可能であるという定めはありません。
要するに、人事を行う上での裁量、判断になるということです。


実務的にはどう扱われているのか

長期の病休を取得していたとか、休職発令がなされていた場合において、新年度人事で異動できますか?と、所属長(たとえば校長)に訊けば、言い方の違いこそあれ、「難しい」という言葉が返ってくることが大半だと思います。

特に、休んでいた病気の種類が、うつなどの精神疾患だった場合には、所属や任命権者側も、その対応には慎重になります。

しかし、ほとんどの世界で「例外」というものは存在します。
実際に、病休あるいは休職だった教職員が異動する実例はあります。

その場合、何が違うのか?といえば、例外扱いをするだけの、考慮すべき事情があるかということが大切になってきます。

要するに、個々によって対応は異なるということ。
ケース・バイ・ケースだということです。

あえて極端な例をあげれば、当該学校等に、もの凄いモンスターペアレントがいて、標的になっており、同じ職場へ復帰(復職)させることには、危険が伴うという場合とか・・・。

あるいは、極度のパワハラのターゲットになっており、一般的に考えても、同じ職場へ戻すことは、あまりにリスクが高い場合などがあります。

このように、特別な事情があると認められるためには、個々の事例、実情にあわせて考えていく必要があります。
一般論だけでは、こたえはないということであり、セオリーもありません。

よって、埼玉教育サポートセンターとしては、個々の皆様のご実情にあわせたご助言をさせていただいております。

お一人で悩む必要はありません。
もし、困っていらっしゃるケースがあれば、まずはお気軽にご連絡いただければ、誠実に対応をさせていただきます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

«