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あまり人生を重く見ず

あまり人生を重く見ず


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命の尊さが各所で叫ばれる時代。

現代は、ストレスも多く、あるいは時代が病んでいると申しますか、陰湿ないじめなども横行し、あまりにも悲しい結末を迎える事例も後を絶ちません。

ひと一人の命は重い。
まさに、そのとおりだと思います。

ただ、あえて言いたいのは、そのことをどう伝えるか?ということ・・・。

あまりにも神妙に、あるいは事務的に伝えてしまっては、逆効果になる可能性もあると思うのです。

ある意味、「何とかなるさ」くらいの気分で構えたほうが良い場合もあるし、生きる力、その源泉になることもあると思うのです。

福沢諭吉は、こんなことを言っていました。

「人生は芝居の如し。上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。とかく、余り人生を重く見ず、捨身になって何事も一応になすべし」

この言葉からは、何も世間的に認められていたり、地位が高いからといって、人物が立派であるとは限らない。
逆に、素晴らしい才能をもっていても、報われないこともある。

だから、そんなことで一喜一憂することなく、捨て身になって物事にあたりなさい・・・というような趣旨が見えてきます。

日本のある時期、生死を超越した生き方をした人物が実在しました。
今の時代、そこまでやれ!とは言いませんが、福沢諭吉が言うように、あまり人生を重く見ない・・・という発想も大切ではないでしょうか。

そう思えたほうが、どれだけ気楽に人生を過ごせるか計り知れないし、むしろ生きる勇気と力を与えてもらえるように思えるのです。

命の尊さ。
難しい顔をして、理屈を言われるよりも、人生なんて芝居のようなものさと考えられることのほうが、人間の根幹を逞しくするように思えてなりません。

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