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義務教育界の体質とこれから求められるもの

義務教育界の体質とこれから求められるもの


橋
子供の健やかな成長、質の高い教育が重要だ・・・・という意見に反対する人は、まずいないだろうと思います。

また、それを実現するために、よく言われるのは、「学校、家庭、地域」の連携です。
たしかに、この3つが協働して教育に取り組まないと、大きな成果は望めない。

いずれか一つが突出したり、どれか一つが欠けても上手くいかず、結果的に子供達の教育に悪影響を及ぼすことになってしまいます。

私はこの、学校、家庭、地域の連携の推進にブレーキをかけている要因のひとつが、義務教育界の体質にあると考えています。

小中学校の先生、一人ひとりは、一生懸命にやっている。
しかしながら、舵取りをする幹部・・・実態のない組織、慣習が、進化を妨げているように思えて仕方ないのです。

高校の状況と異なるのは、義務教育籍で教育委員会などに勤め、幹部の席に座る人は、地元の名士的な人が多く、地元に人脈があるものだから、現役を引退した後も、いろいろな形で影響力を行使する。

また、義務教育界の場合は、あまりにも先輩、後輩の上下関係が顕著で、いつになっても後進に道を譲ろうとしない。
歴史の言葉に例えれば、院政ですね。

時間は常に流れ、時代は変わります。
今、この時に起こっている状況に対応するには、新しい人材、若い力が必須なはず。

嘆かわしいのは、教育行政のうち、家庭教育や社会教育に携わる多くが、義務教育畑の人であること。
即ち、各種協議会などの役員、委員として居座り、なかなか席を若手に譲ろうとしない。

この義務教育界の体質を思い切って改善しない限り、新しい時代を乗り切る英知は生まれないことでしょう。

学校、家庭、地域。
この結びつき、協働を推進するためには、まず義務教育界の体質を抜本的に改革する必要がある。
私は、そう思っています。

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