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改革するために直面する3つの壁 上杉鷹山の事例から

改革するために直面する3つの壁 上杉鷹山の事例から

旧家の道
江戸時代、飢饉や藩財政のやり繰りに苦しむ所がたくさんありました。
そういった苦難を乗り越えるために、米沢藩で改革を推進した上杉鷹山は、今も尚、名君と呼ばれています。

かのケネディー大統領に、日本人記者が、「あなたが尊敬する日本人は誰ですか?」と訊いたとき、上杉鷹山の名前が出たことは有名な話で、質問した記者自身が、鷹山を知らなかった・・・・という、何ともお恥ずかしいオチが付いています。

上杉家は、会津という大国から関ヶ原の合戦後、米沢の小さな所領へと移され、その際にも藩士を全員連れていったものですから、藩財政はひっ迫していたと言われます。
状況が変わっても、スリム化できなかったんですね。

その藩政の立て直しに着手し、尽力したのが、婿養子として上杉家を継いだ鷹山です。

鷹山は、改革を推し進めるにあたり、超えるべき壁が三つある!と、考えていたようです。

〇物理的な壁
〇制度的な壁
〇意識的な壁

この中で、最も難しかったであろうことは、「意識的な壁」だったことでしょう。
人の心ほど、思うままにならないものは、ありませんからね。

そこで、鷹山は、自らが率先して善行をなそうと、師(先生)として、細井平洲を迎え、教えを受けます。

何かを為そうとするときには、いかに良き先生につき、自らを律するか!ということの大切さを思います。

物事を動かすとき、理想の姿にしようとするとき。
最も重要で、時間がかかるのは、人を育てることです。

まさに、教育は、長いスパンで、しかも実直に進めていかねばなりません。
百年の大計と言ってもいいでしょう。

物事に当たるにふさわしい人材を輩出することこそが、困難な壁をも超えるだけの原動力となるに違いありません。

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