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病気で休むと人事異動できない・・・・とは本当か?

病気で休むと人事異動できない・・・・とは本当か?


秋
これまで何度も触れてきたように、学校に通う先生方が体調を崩し、病気休暇あるいは休職へと至る数は、相当数にのぼります。

文部科学省が発表している数字で読めば、病気休職者のうち、大半の都道府県において、半数以上は精神疾患という状況です。

休職に入った先生方が、その後どうなるか?といえば、一番多いのはお休みを延長するケース。
そして次に復職、中には退職を選択する方々も少なくありません。

しっかり療養し、安心して復職するためには、所属長たる校長が果たす役割は実に大きいし、人事担当者が、どこまで教職員のことを考えての対応ができるか?も重要です。

哀しいかな、現実問題としては、そういったケースでの対応を熟知し、適切な助言を出来る管理職あるいは人事担当者は、さほど多くない。

たとえば、病気休暇に入るかどうか?を迷い、そのことで苦しみを深くする教職員も多々存在します。

そして、結構多くの教職員が、こう言われているということを聞きます。
「病休、休職に入ると異動はできないよ」と。

この言葉を受けとめる教職員は、暗澹たる気持ちになり、具合が悪いわけですから、お先真っ暗、悲嘆に暮れてしまうことも・・・・。

中には、「制度的に異動できないことになっている」なんて説明をする所属長もいるわけですから、ここはしっかり正しい言い方にしてもらう必要があります。

たしかに、実務的には、病休、休職に入った教職員を異動させるのは、実務的には難しい一面はあります。
いわゆるイレギュラーな異動になるケースが多いからです。

しかし、「できない」わけではありません。
何も、条例や規則で禁止されているわけではないのですから。

実際、年度末3月まで、病気で休んでいた教職員が、4月から異動する実例なんて、沢山ありますしね。

要するに、所属長と人事担当者が、どこまでやるか!という部分に負うところが大きい。

所属長たる校長も、中には人事や服務上の理論、あるいは運用を熟知していない場合が、少なからずあります。
(本来は、いけないことですが・・・・。)

「特別な事情」がある場合の人事異動に対する対処は、ケース・バイ・ケースです。
決して、セオリーだけで行うべきものではありません。

私は、校長の一言で絶望の淵へと追い込まれた先生方を多く見てきました。

これは!何とかしなければいけない!

人事的には、これからがちょうど大切な時期です。
何かお困りの節には、埼玉教育サポートセンターまでご連絡ください。

悩みの霧を晴らしましょう。

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