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子供のスマホ時間規制をどう考えるか

子供のスマホ時間規制をどう考えるか

ススキ
子供達にスマホを持たせるかどうか?
多くの保護者が、まずここで悩むケースが多いことと思います。

私達は、持たせる前に知っておいていただきたいことを伝えていますが、現状を見ると、年々スマホを所有する年齢が低くなっており、小学生の保護者にお話しようにも、既に持たせているというケースが少なくありません。

持たせてしまった場合、どんな対処があるのか?
ひとつの例として、時間制限があります。

全国的にも有名になったケースとしては、刈谷市(愛知県)の取組があります。
ここでは、学校とPTAの話し合いにより、21時以降のスマホ使用は禁止とし、親の手に渡すことになっています。

以来、刈谷市の他にも、同様な動きが広まり、加賀市や福岡市をはじめ、全国的に取組む自治体が増加しています。
静岡県では、全県的に規制をかけているそうです。

本来なら、自主規制、自己責任が理想・・・・と言いたいところですが、いかんせん、心身の発達期にある子供達には、自制する力が、まだまだ身についていません。

また、スマホをきっかけとした健康障害、事件も多発しており、何らかの手立てを講じないと、非常に危険な状態になるということを、各自治体も理解し始めたのだと考えます。

とりわけ、現在問題視されているのは、LINEの利用が起こしている子供達への悪影響です。
自己管理ができ、普通に使っていれば問題はないのですが、いかんせん子供達は、はまってしまう。

ついには、「既読スルーした」、「返事がない」というクレームが、仲間内で起こり、自分が眠りたくても、友達が起きているから付き合う・・・という現象が起きます。
仲間外れにされることへの怖れ、中傷されることへの恐怖。

また、現実にLINEのセキュリティー対策が万全ではなく、事故に巻き込まれるケースや、いじめ等による自殺なども発生している実情。
これは、一種の社会問題だと言ってもいいでしょう。

しかし、業者はもちろん、メディアも政府も、何ら有効な手立てを取ってこなかった。

タバコに関しては、ある程度の社会的制裁を受け、広告規制があるなどのペナルティーを受けていますが、アルコールに関しては、何ら制御作用が働いていません。
アルコール中毒の恐ろしさを誰も語ろうとしないのです。

スマホは、一種アルコール中毒に類似しているとも言えます。
自制力がなければ、抜けられない闇へと深く陥ってしまうのです。

アルコールとスマホ。
まったく違うもののようですが、しっかりと危険性を訴え、理性的な用い方を喚起していかない限り、今後ますます子供達の発育に悪影響を及ぼしていくことでしょう。

子供達が、しっかりと自制できるように成長できるよう、それまでの間は、毅然としたルールづくりが求められます。

便利なものだけに、使い方によっては、非常に強い中毒性を持っている。
そのことをもっともっと、しっかりと伝えていく必要があると言っていいでしょう。

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