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月に1冊も本を読まない若者の増加

月に1冊も本を読まない若者の増加

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「読書離れ」という言葉は、かなり以前から使われていますが、ここ数年で、その傾向は更に拍車をかけているようです。

文化庁が発表した「国語に関する世論調査」によれば、一か月に一冊も本を読まないと答えた人が、2002年度には、全体の37.6パーセントであったのに対し、2013年度では、何と47.5パーセントに上昇しています。

中でも、16歳~19歳の若者が「一冊も読まない」と答えた比率が、非常に伸びている状況が見えてきます。

高校生の時期には、人間学を学ぶためにも、極めて重要な時期だと思うのですが、何も改善策を検討しなければ、益々この傾向は強まっていくことでしょう。

読書とは、単に知識を習得するだけではなく、集中力を養い、心の安定をもたらす効果もあります。
また、たとえば小説の部類であっても、いろいろな人間のタイプを知ることにより、人情の機微を知る良き出会いとなることでしょう。

以前も書きましたが、国語力は、他のあらゆる教科にも影響を与える基礎的学問だと思っています。
それを考えると、非常に心配な思いを抱かずにいられません。

読書とは、相手としっかり向かい合うということでもあります。
そして、本から読みとるものというのは、青少年期だからこそ出来るという側面もあります。

ネットの普及、ゲームという時間を潰す道具が氾濫する世の中ですから、読書に充てる時間が激減していくことも推察されますが、このままだと、心身の発達過程にある若者にとって、先々を考えたとき、実に心配な状況が、明らかになって来ていると言ってもいいでしょう。

心静かに、気持ちを集中させ、これぞという本と向かい合う。
これは、ある意味、習慣でもあります。

事態は、放置しておくには無責任だ・・・と言える状況になってきているようです。
読書の楽しみ、その効用は、若い時代だからこそ、得られるものが多々あります。

何とか、しなくてはいけない!
そういった感慨を強くしました。

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