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学校に迫る危機 管理職のなり手がいない

学校に迫る危機 管理職のなり手がいない

夕暮れ
何か不祥事が起これば、すぐさまマスコミに書き立てられ、多様化する要望の中、授業以外の仕事が急増しているという学校。

現在の学校が抱える問題点を根本から議論するなら、家庭教育のことも必然的に網羅して考えるべきなのに、どうしても学校という単体を語る傾向が強いようです。

今、非常に強い危機が学校を襲っています。
今回は、その中からひとつ、管理職になろうとする人がいない・・・ということを取上げてみたいと思います。

「生涯一教師」、「ずっと子供達と接したい」・・・・。
ごもっともだし、そう言われれば、ついつい納得してしまいそうです。

しかし、それは、一教師としての個人的信条であり、学校教育全体を眺めると、いまや驚くほどの危機的状態に置かれています。

都道府県によって差はあるものの、管理職選考の倍率をお知りになったら驚愕すると思います。
それほどまでに、校長、教頭は人気がないのです。

ということは・・・・単純に考えても、競争がないわけですから、合格しちゃうわけですよ。
「えっ、もっといい人材はいないの!?」という人々も。

学校教育は、継続し、受け継いでいかなければなりません。
児童、生徒を教えていた時代から、やがては後輩の教師を育てる存在が不可欠なのです。

このままの状況が進めば、学校の管理能力は地に堕ち、舵取りを失った船のように迷走する所も出てくることでしょう。

危機的状況にある中、生涯一教師でいい・・・・・という理論を誰もが掲げてしまったら、もはや学校という場は、一部の出世主義者の安楽椅子になってしまいます。
一人ひとりの教師の自覚に期待したいし、教育委員会も、危機感を共有し、強力な改善策が実施されることを期待します。

学校が危ないのです。

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