講演,研修の講師,カフェ・ミーティング 埼玉教育サポートセンター

再度の病気休暇(病休)取得に関する留意点 クーリング期間

再度の病気休暇(病休)取得に関する留意点 クーリング期間


コスモスチョコレート色
今回は、教職員の皆さんが、実態として「よく分からない」と、不安に思われている事例の多い、病気休暇の取扱について、ちょっと触れてみます。

地方自治体に勤務する職員の勤務時間や休暇等は、国の規程に準拠する形で基本的に作られています。

数年前、人事院勧告において、病気休暇を取得した職員が、同一傷病で再び病気休暇に入る際の取扱について是正するように・・・・との一文が盛り込まれました。

この背景には、勤務可能として職場復帰したものの、やはり体調が思わしくなく、短期間のうちに、再度病気休暇に戻る・・・・という事例が多かったことも影響しているものと思われます。

傷病の種類によっては、そういった事態も、十分にあり得るのですが、ごくごく一部で、この制度が悪用されているのではないか?という声も上がっていました。

要するに、病気休暇の上限である90日間を迎えた際、一度復帰して、数日後に、また病気休暇に入る・・・・というパターンです。
(悪用すれば、休職に入らず、際限なく、病気休暇が取得できる状態となる・・・。)

繰り返しますが、傷病によっては、十分にあり得るケースなのですが、管理側としての対処として、ある条件にあてはまる場合には、一度復帰していても、同一傷病で再度病気休暇に入る場合には、その期間を通算する・・・・という解釈を取るようになったのです。

ごく簡単にまとめると、次のようなことになります。
「連続8日以上の病気休暇を取得した職員が、実勤務日数20日以内に再度病気休暇を取得した際は、病気休暇の期間を通算する。」

ここでいう「実勤務日数20日」ということにも、詳細な決まり事がありますので、詳しくは、当センターまでお問合せください。
個別のケースに添って、ご説明いたします。
※上記のことを「クーリング期間」と呼んでいます。

教職員の皆さんが、健康を害した際、その治療以外の面で、この服務上、あるいは人事上の手続きや解釈が難しく、不安感を抱くケースが多いことも事実。
そういったことは、なかなか職場には訊きにくいという場合もあることでしょう。

一人でも多くの皆さんが、安心して療養に専念できるよう、私達は、サポートしてまいります。

このエントリーをはてなブックマークに追加

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。