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他者から嫌われたくないという思考は行動を遮る

他者から嫌われたくないという思考は行動を遮る


静かな風景
人間は、「誰かから認められたい」という欲求を持っていると、以前書いたことがあります。
承認欲求と言っていいかもしれません。

自分が努力して成し遂げたことが評価される。
もちろん嬉しいことだし、「もっとがんばろう!」という動機づけにもなります。

こういった心の動きが顕著に出るのは、実生活の中にあっても、仕事、学業、スポーツ競技などに多いかと思います。
身近なところで言えば、お母さんが丹精込めてつくったご飯が「おいしいね」と言われたときも、大きな満足感があるもの。

さて、「認められたい」という欲求とは別のところに、人間には、「嫌われたくない」という密かな本能が隠れています。

誰だって、他人様から非難されたくないし、陰口だって嫌なものです。
場合によっては、正面切って、反論されるシーンもありますよね。

多くの場合、人は「他人から嫌われないように」行動してしまいます。
このことが、すべて間違いとは言いませんが、嫌われない・・・ということは、万人を相手に、反発を招かないために行動を控えるということに繋がります。

要するに、エネルギーを使わず、新しい一歩を踏み出す前の段階で、足踏みしている状態ですね。

何かを決断するとき、新しい何かをはじめるとき、ほとんどの場合は、反対がつきものです。
それを予め想定した上で、「批判も甘んじて受ける」という覚悟を持っておけば、困難な状況でも打開できることでしょう。

他者から嫌われたくないという思考は、自らの行動力に強いブレーキをかけているのです。

ただし・・・・一言付け加えると、確固とした信念で行動を起こしたとしても、反対意見を述べる人の話は、聞いてくださいね!
意見さえも拒絶して強引に進めるなら、それは暴君になってしまいますから。

人に意見を言わせる扉を開いておく、しかし、そのことで簡単に揺らいだり、一喜一憂しない。
そんな人物でありたいものです。

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