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たくさんホメて育てる・・・・への違和感

たくさんホメて育てる・・・・への違和感


わんこ
あたたかい家庭をつくる。
やわらかく落ち着く環境をつくる。

大切なことです。

日々罵倒が飛び交うような家庭になってしまうと、小さな子供にも負の影響を与えてしまいます。

さて、先日のこと、公的といっていい立場の人が、多くの人々へ向かって、「とにかく沢山子供をほめてあげてください」と話をされていました。

大半の人は、素直に耳に入ってくる言葉であることでしょう。

しかし、あえて疑問を呈したい。

「何でもホメればいいものではない」のではないか?と。

「ここぞ!」というときには、惜しみなくホメてほしい。
しかし、ホメるも慢性的になると、子供達は、「どう行動したらホメてもらえるか?」ということを考え始めてしまいます。
それが長年に渡ると、「ホメてもらうことを行動基準にする」人間になってしまうし、「人から好かれるにはどうしたらいいか?」という発想で、行動をする癖がついてしまいます。

自立心、独立心、大衆に流されない確固とした人格形成、自分自身の判断ができる能力・・・・。
これらの発達を阻害してしまう恐れさえあります。

愛犬が、投げた輪っかを持ち帰ってきたらお菓子を与える。
犬だって学習します。
言われたとおりにやれば、ご褒美がもらえることを知るのです。

ホメる・・・にも、メリハリが必要ではないでしょうか。
あたたかい雰囲気と環境を用意する。
その上で、いけないことは毅然と伝え、素晴らしいことをしたときこそは、惜しみなくホメる。

実は、この使い分けは重要で、我が子が成人になってからの行動基準に大きな影響を与えることになる。

善悪の区別を「自らの頭」で思考できる人間として成長していく手助けをする。
そんなスタンスで、いいのではないでしょうか。

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