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スマホ中毒? 依存? 問われる国のスタンス

スマホ中毒? 依存? 問われる国のスタンス


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文部科学省が、「子供のための情報モラル育成プロジェクト」をスタートさせることを発表しましたね。
ロゴマークも設け、今後取組を普及させていこうという予定のようです。

子供達のスマホ利用については、この場でも何度となく書いてきましたが、諸外国と比べ日本の場合は、その危機的状況がオブラートで包まれている状況だとも言えます。

たとえば、ある国であれば、明らかに「中毒」と種分けされ、入院が必要なケースであっても、日本の場合は「依存」という曖昧な表現で終わっており、スマホ中毒者を治療する専門機関の設置、医師の配置も遅れています。

こういった現状を招いた原因は、IT化推進を担う官庁、はっきり言ってしまえば総務省との体温の差が、同じ国レベルでもあるということでしょう。

大手携帯会社、国民的人気を持つアプリ会社、そして国。
さらにそれを間接的にも支援する形になっているメディアの存在。

今や、IT化は避けられない状況だし、生活に根付いたものになっています。
しかし一方、だからこそ、心身の発達過程にある子供達が、不健康な使い方をしないように、注意喚起をする必要があるのです。

今回、文部科学省が打ち出した施策。
ぜひとも、総務省もしっかりと事実を伝えるべきだと考えます。

まずは、日本国内に、どれだけ大勢の要治療、要入院という子供達がいるのかを公表すること。
そして、依存ではなく、中毒であると認めること。

ここから始めるべきではないでしょうか。

タバコに関しては、近年、規制が厳しく、広告にも厳しい目が注がれています。
かたや、アルコールとネット(スマホ)の中毒性を考える土壌を作ることは、あまりにも遅れている。

嘆かわしい状態です。

子供達の健全な成長を促すためにも、いまやスマホ問題は、避けては通れない道だと言っていいでしょう。

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