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誉めればいいというものではない

誉めればいいというものではない


野鳥
以前、「誉めることは難しい」ということを書きました。
今回は、また別の切り口で、「誉める」ということを考えてみたいと思います。

幼い子供がお利口さんにして、「あら、いい子ね」と、お菓子などご褒美を与える。
たまには、そんなことがあってもいいでしょう。

しかし、誉めるという行為が習慣になってしまうと、やがて子供達は、「誉めてもらうこと」を目標にして行動するようになってしまいます。

「どうしたら、大人から好かれるか?誉められるか?」という基準が出来てしまい、自ら思うところを実行するという自立心の育ちを阻害してしまうのです。

子供は可愛い。
かけがえのないものです。

しかし、「我が子こそすべて」という生活を送ってはいけません。
それは、子供のためにもならないし、親にとっても幸福なことではありません。

いつしか子供は自立し、巣立っていかなくてはなりません。
自立するための援助をする。
ちょっとした距離を置く。

誉められることを目標にする習慣、生活を身に付けてしまうと、厳しい社会の中で生き抜くパワーは、著しく弱いものになってしまいます。
なぜなら、社会というものは、親ほどに守ってはくれないからです。

自分自身の力で思考する。
そんな人に育つよう、少し距離を置いて見守る。
それこそが、本当の親の愛ではないでしょうか。

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