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人から認められようとする心を捨てる

人から認められようとする心を捨てる


丘
人間は、自分を必要としてくれる場所、認めてくれる環境の中で過ごすことに幸せを感じます。
そういった所で、働いたり、学べることは素晴らしいことです。

さて、今日はあえて、別の視点から書いてみたいと思います。
「人から認められようとする心を捨てる」ということです。

誰しも、認められれば嬉しいし、次もがんばろう!と意欲を高めます。
しかし、このサイクルは永遠に続き、「誰かに認めてもらうために」という思考回路が出来上がってしまいます。
これは不幸です。

認められれば嬉しい。
ただし、それは淡々と受け入れ、過ぎれば忘れる。

そういった風に、物事に対処できるようになれば、批判を受けたときも、受け留める、あるいは流すことができることでしょう。

江戸時代後期を生きた人物に佐藤一斎という人がいます。
幕末の表舞台へ出てくる多くの若者に影響を与えた存在です。

一斎は、その著、「言志四録」の中で、こう書いています。
「凡そ事を作(な)すには、須らく天に事(つか)うるの心有るを要すべし、人に示すの念有るを要せず」

現代風に書き換えると、こんな感じでしょうか・・・・。
「何事をするにも、天に仕える心を持つことが大切だ。人に示そうとする気持ちがあってはいけない」

佐藤一斎の境地へ至るには、長い自己鍛錬の日々が必要でしょう。
しかし、こういった言葉をかみしめていくことで、他人からの評価など思案の外という自己が確立できるのではないでしょうか。

他人から認められようとする欲を捨てる。
こうすることで、人生も必ず大らかに見えてくるはずです。

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