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部下からのパワハラ 中間管理職の悲劇

部下からのパワハラ 中間管理職の悲劇

悩む
これまでも何度か「パワハラ」に関することを書いてきました。
その排除、対策が、現代において非常に重要だと考えているからです。

パワハラといえば、まず思い浮かぶのは、地位(権力)を悪用して、部下(弱者)を追い込んでいくという姿だと思います。
これは、時に「罵倒」のような姿で現れ、大切な職員に深刻な精神的ダメージを与えてしまいます。

こういう人というのは、自分がパワハラをしているとは、露ほども考えていないので、誰かが毅然とした態度で臨まなくてはなりません。
また、以前も書きましたが、権力フェチになり得る人物を要職に登用してはいけない!・・・これは人事の仕事です。

一方、近年言われ始めたのが、「部下からのパワハラ」です。
実はこれ、かなりの職場に潜在しています。

一般的には、「職員としての評価」をするのは、勤務評定に代表されるように、「上司のすること」と思われるかもしれません。
しかし、現実には、部下が上司を観察し、内心の評価を厳しい目で下しているケースが多いのです。

それは時に、反抗や無視・・・といった姿で現れ、「上司」という共通のターゲットを作るために、同僚でグループを組んでしまう形に発展する場合が多い。

部下から、冷たい態度を示される上司というのは、実に辛いものです。
基本的には、上司には部下を守る責任があります。
しかし、部下が上司を守るということは、人間関係においてのみであり、責任としてはない。

部下は、最も厳しい評価者だと言っていいでしょう。

さらに、中間管理職の場合は、トップからの指示に従い、難しい案件でも、何とかそれを実現しなくてはならない。
そんなとき、下(部下)からは、「納得がいかない」と、責められる。

まさに二重苦です。

現実にある事例でいえば、IT化が進むにつれ、パソコンのスキルで仕事の優劣をつけるという空気が拡がってきてしまいました。
もし、上司がパソコンを苦手にしている場合、若い者にすり寄ってしまうなど、人間力とは無関係なところでの、暗黙の逆力関係が生じてしまいます。

部下からのパワハラは、対策が実に難しいだけに、心を病む中間管理職が多いのが実態。

まさに嘆くべき状況です。
私達は、この「パワハラ問題」に関して、今後も皆さんと共に考えていきたい!と願っています。

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