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才能に満ち溢れた人は真のリーダーになり得ない

才能に満ち溢れた人は真のリーダーになり得ない


桃
以前、このブログで、能力が一番であることがリーダーの資質ではない。
というようなことを書いた記憶があります。

各分野で、自分より優れた人材を見つけ、集め、活用できる魅力を持った人こそと。

関根郁夫さん(現埼玉県教育長)が、教諭そして校長として浦和高校で過ごした日々を綴った著書「少なくとも三兎を追え」の中に、こんな話が出てきます。

これは、卒業生の式辞として送ったものだそうで、何と桃太郎のことを例えにされています。

「桃太郎が鬼退治に行こうと村を出た時には一人ですから、桃太郎はリーダーではありません。イヌ、サル、キジがお供、つまりフォロワーになったとき、桃太郎はリーダーの卵になったと考えられます。」

そして関根さんは、桃太郎がよくイヌ、サル、キジが得意とする才能を活かしたからリーダーとして育っていくのだ・・・というような趣旨のことを書かれています。

さらに、この稿では、こういうフレーズが出てきます。
「リーダーにとっては何でもできることは必ずしも大事なことではないのです。」
「完璧にできることがいいことだという価値観を超えよう。」

価値観を「捨てよう」ではなく、「超えよう」と表現しているところが、関根さんの真骨頂だと、私なりに共鳴しております。

たとえば、本田宗一郎さんは、根っからの技術家であり、ご自分自身がそのことを一番よく知っていて、経営やお金のことは、信頼できるパートナーに任せた。
これが、あのときのホンダの勢いを呼んだのだと思います。

私なりに愚考すれば、言い換えてみれば、人間誰しも、何かしらの輝くものを持っている。
そこを大いに活用すべきだし、育てるべき。
そんなふうに思うのです。

誰一人として、必要のない存在などない!と言いたいですね。

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