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中高一貫校で語られない部分

中高一貫校で語られない部分

新緑の頃
関東地方も梅雨入りしましたね。
湿度の変化で体調を崩す方々も多いと思いますので、皆さんご自愛ください。

今回は、中高一貫校について触れてみたいと思います。
私立の場合は、独自の教育理念に基づいているので、ここでは公立学校に限っての課題について考えてみます。

中高一貫校は話題性もありメディアでも取り上げられる機会が多いため、地元に設立を誘致しようという動きも現実にあると思います。

実際、そういった学校には地元教育委員会も力を注ぐでしょうし、生徒達も目的をもって頑張っています。

しかしながら、あえて論点にしたいのは、中高一貫校を語るとき、そのメリット、良い部分に光を当てる論調が多すぎるのではないか?ということ。

落ち着いて、視点を変えて、本当に子供達のためになるのか?
設置を増やしていくことが良いのか?
を考えてみるべきだと思います。

当然、モデルケースとしてそういったタイプの学校があることは良いと考えますが、そこから起こり得る弊害もしっかり議論した上で、広く多くの人々が意見を持つべきだと思うのです。

まず、その中学校へ入学するために、必然「受験」に備える年齢が早まることでしょう。
いわゆる競争に備える時間が前倒しになるわけです。

世の中に競争はつきものだし、それを学ぶことは必要です。
しかし、教育とは、果たして入口の段階でまで、競争を加速させるべきでしょうか?

是とする意見も、非とする考えも当然あることでしょう。
今回、伝えたかったことは、新しいタイプの学校を設置するのは良いが、そこから発生する課題もしっかり念頭において、皆で考える必要があるということです。

新しいことを手掛けようとするときには、何事も賛否両論がついてきます。
ある意味、それが健全でもあると思うわけです。

中高一貫校は、素晴らしい成果を上げているということと、続々設置すべきか?という点をしっかり考えていきたいものです。
何より、子供達の未来のために。

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