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先生のうつが多いと言われますが、むしろ良い経験と思いましょう

先生のうつが多いと言われますが、むしろ良い経験と思いましょう


カーネーション
学校現場で働く教職員(先生)は、「うつ」に代表される精神疾患で、病気休暇や休職となる数が多いと言われています。
新聞やニュースでも取り上げられるし、社会的に注目されやすい話題ですから、議会で取り上げられることも多いですね。

実際、体調を崩され療養中の方々にとっては、心休まらず、辛いことも多いと思います。

精神疾患に関する理解については、しっかり分かっている人と、まったく無関心である人の差が大きいように思います。

また、関心は持っていても、誤った認識を抱いてしまっているケースも多いですね。

まずはじめに書いておきたいのは、「もう自分はダメだ」という状況になっても、しっかり治療をして、回復する時間を送れば、必ず仕事に復帰できるということです。

精神疾患になったことで、教職員としてのキャリアが終わったとか、人生をやり直せないと考える必要はありません。
大丈夫です。

精神疾患に悩み、休職等に入るケースは、新採用になって数年という若い人達にも多いし、また年齢に関係なく、発病することも珍しくありません。
特に、初めてうつ症状になったときは戸惑いますよね。

世の中には、不条理なことを言う人も多く、甘えだとか、緩いなどと評する書き込みを平気でネットに流す心無い行動も目につきますが、そういうものは気にする必要はないし、見なければいいのです。

私は、先生が心を患う要因のひとつは、内部(身内)関係にある存在からのプレッシャーが多いところにあると考えています。

たとえば会社の営業職であれば、外部の人と厳しい折衝をするわけで、これも勿論ストレスになります。
一方、内部的、ある意味、仲間内での難しい人間関係は、発散するやり場がないだけに、得てして追い込まれることに繋がる可能性があります。

〇生徒との関係(昨今のキレる子どもたち)
〇PTA、保護者との関係(一部モンスター化)
〇校長など上司との関係
〇同僚との関係(経験差がありながら、表面的には同じ「先生」としての立場)

上記のように、自分を真ん中に置いてみると、四方八方に違った立場の身内がいるわけです。
優しい人、一生懸命な人ほど完璧を目指そうとするし、そこに心の歪も生じることもあるでしょう。

このように、年配から子供達まで、幅広い年齢層と多岐な人間関係の中で、そこにルーティンワークも重なるわけですから、何か自分に合ったリフレッシュ法を持たないと、非常に厳しい環境だと言ってもいいでしょう。

繰り返しになりますが、病気になるのは、誰にもあり得ることで、特別なことではありません。
ゆっくり時間をかけて治療をし、ふっと心が軽くなってくるときを待ちましょう。

必ず復帰(復職)できるし、むしろそういった経験を活かし、より人を理解できる良き先生として活躍されることを。

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