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耳目を開いて現実を見つめる

耳目を開いて現実を見つめる

夜明けの海
幕末を生きたある武士が、こんなことを言っています。
「眼を開け、耳を開かなければ、何事も行はれぬ」

幕末といえば、長く続いた徳川の世が大きく揺らぎ、議論百出し、まるで熱に犯されたように、多くの人々が激しく主張を闘わせた時期でした。

世論というのは雪だるまに似ていると思います。
最初は小さな塊でも、動き出すと共に、徐々に速度を上げ巨大化してゆく。

こうなって来ると、自分が思うものこそ真実と、広くものを見られない人々も増え、世論を益々激化させてしまう状況が訪れます。

冒頭にご紹介した言葉を残した武士は、ただ考えているだけでは駄目で、実現すべしという考えをもった人物ですが、正しい行動をするためには、人が言っていることを鵜呑みにせず、自分自身の眼で見て、自分自身の耳で聞くことが重要だと述べています。

世の中の大勢がどうであろうと、しっかりと自分自身で確かめた上で判断しろということだと思います。

現代のようなネット時代においては、情報が氾濫し、常に発信され続けています。
ゆえに、私達は、無意識のうちに、常に受け身の立場を取ってしまい、その不条理さに気づかず過ごしてしまいます。

今だからこそ、耳目を開いて現実を見つめるということをよくよく思い出し、的確な判断ができる人として、自分を育てていきたいものです。

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