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博物館と立地 単体として考える時代は終わる

博物館と立地 単体として考える時代は終わる


歴史と民俗の博物館外観
埼玉には大宮公園という場所があります。
実は長い歴史をもつ公園で、旧くは文豪達が数多く訪れた場所でもあります。

その大宮公園の一角に、歴史と民俗の博物館はあります。
「埼玉県立博物館」として運営されていたものが、県の施策により再編整備され、平成18年度から歴史と民俗に特化した博物館として生まれ変わったものです。

写真でお分かりのとおり、この一帯には松の巨木が広く一面を飾っています。

あまり知られていないのですが、埼玉のこの一帯は海だったのですね。

やがて陸地となり、弥生人達も居を構えるように。
だから、この博物館の敷地内には弥生式住居跡が残っています。

博物館の立地を考えるとき、交通の便は重要なポイントです。
一方、史跡があった場所を選び、しっかりと残すという考えもありますし、その立地を決めるには、さまざまな要素をもとに検討されます。

海外では、博物館を中心にした街づくりがされている例もありますが、それは文化都市としての発信力も持っています。

まだ、日本では、そこまでの意識は醸成されていませんが、博物館単体で設計を考慮するのではなく、街、都市としての青写真を描けたらいいですね。

いまや、博物館という単体だけで考えるだけでは不十分だし、文化の香り高い街づくりの中核としての存在たることが期待されます。

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