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傷病手当金と障害年金について

傷病手当金と障害年金について

並木道
傷病手当金について、どんなものなのか?どのような手続きが必要なのか?
なかなか分かりにくいことと思います。

ここでは、その基本的部分と気を付けたい点についてご説明をいたします。

傷病手当金は、病気により勤務ができなくなり、無給休職になった場合や、病気により勤務が難しくなり退職した場合に支給されます。

これは、公立学校の教職員ならば、公立学校共済組合に申請することにより受給手続きをするもので、最大18か月まで支給されます。
「最大」と書いたのは、傷病手当金の支給対象になっていても、症状が回復し、働き出したりすると、その時点で支給停止等に移行するためです。

一か月の受給金額は、該当者が受けていた給料から一日あたりの金額を定められた算式に当てはめて計算します。
※金額については、個々それぞれなので、ここでは触れませんが、詳細をお知りになりたいという場合には、お電話ください。

次に、傷病手当金に該当する場合、重度の障害状態であると認定されたときは、共済年金及び国民年金(厚労省)から障害年金の支給対象になる場合があります。
ただし、この年金を受けるためには、傷病手当金よりも、手続きは多く、書類等もかなり多く作成することになります。

また、障害年金支給対象となった場合ですが、そのときに傷病手当金を受けていると、傷病手当金から障害年金額を差し引くという調整が行われます。

最後に留意点を書いておきますと、各職場に給与や福利厚生の担当者がいたとしても、これらの制度について、必ずしも誰もが熟知しているわけではありません。
傷病手当金は、まず第一義的に、本人の請求行為が必要となりますので、受給できる状態だからといって、手続きをしなければ、自動的には支給されません。

よって、傷病により無給の状態になる場合には、確認されることをお勧めします。

もちろん、健康で、元気に働けることが一番の幸せです。
これらの制度は、セーフティーネットのひとつとして、万が一のときのために、頭の片隅においておけばよいでしょう。

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